私は庭園管理人という仕事をしております。
さて、どんな仕事なのか正確に想像できる方がどの程度いるものでしょうか。
いわゆる大型の公園にいらっしゃる管理人の方とはまた少し違います。

昔でいう「庭師さん」のイメージが最も近かろうと思います。
公営、私営のいくつかの庭園(「公園」ではありません)と契約させて頂き、庭園内の樹木やお花、草木のお手入れをさせて頂く仕事です。

もともと庭いじり、花育てが唯一の趣味といってよかったほど好きでした。サラリーマンとして化学メーカーの研究系の仕事についておりましたが、そちらでのご奉公ももうそろそろ良かろう、という年齢なったときに、これからは好きな庭いじりを活かして社会との接点をもち、微力ながら人様に喜んでいただきたい、と一念発起しまして、こちらの道に進むことを選択しました。

趣味の延長ではお金を頂くような仕事はできないと思い、生涯教育に取り組んでいる、とある大学の講座に参加しまして、専門的な知識を体系的に学び直し、今の仕事についた訳です。

この仕事の素晴らしいところは、四季折々の自然に一日中触れていられるところ。そして、丹精こめて世話をすれば草木がそれに応えてくれるかのように美しい花や見事な果実、瑞々しい葉を育てて、わたしたちの目を楽しませてくれるところでしょうか。生命を育てている喜びが、確かにそこにはあると感じるのです。

こちらのブログも、IT企業で働く息子に設定してもらい、50の手習いではじめてみたものなので、つたない文章とは思いますが、庭園管理人という仕事を通して日々心に去来するものごとを、日記代わりに綴ってみたいと考えております。